2012/01/02

随想2011その2〜冷し中華はじめました〜


タイトルに意味はありません(笑)。

ずーっと、いつか始めたいと思っていた2つのことを、2011年は始めることができました。それは新たな出会いと別れがもたらしてくれたものでした。

一つは阿波踊り。
3年ほど前に実物を見て、僕の30年ほどのエセ芸歴史上最大の衝撃を受けたのが阿波踊りでした。
ネアカだけど情緒たっぷりのお囃子に乗せて、ただ手足を前後に運ぶだけ。これぞジャパニーズ・ミニマル・ダンス&ミュージック、という感じでした。

「そのうちやりたいなー」と思っていたところ、2010年の年末に観に行ったアラゲホンジのライブで阿波踊りを踊るタッキーなる女性を発見、終演後声をかけたところ、「高円寺の江戸歌舞伎連で踊ってるからおいで」ということで、翌2011年2月に初めて門をくぐりました。

手足を運ぶだけ、といっても「らしさ」を出すのは何年も躍り込まないと無理です。
「間口は広いが奥は深い」〜これは庶民が受け継いできた民俗芸能に共通する魅力ですが、究極のシンプルさという意味ではこれ以上のものはないと思います。

もう一つは韓国・朝鮮の打楽器群。
農楽をもとにした打楽器のアンサンブル「サムルノリ」はずっと以前から知ってはいましたが、所属する川崎太鼓仲間・響で2007年に韓国公演をやったとき以来、やる機会を狙ってました。

そして、ブラジル打楽器のグループ「BAQUEBA」のWSで知り合ったとしさんに、この年末、ケンガリ(ハンドシンバル)のレクチャーを受けることができました。僕らThe J.B.'fのライブに向けたレクチャーだったのですが、これを機会にきちんと習い始めたいと思います。

The J.B.'fは4人いるし、サムルノリ(チャンゴ、プク、ケンガリ、チンという4つの打楽器アンサンブル)やろうと思えばできるなー。

そしてそして、どうしてもやりたっかたこの2つに道をつないでくれた、僕にとっての猿田彦・ゆーこちゃんはついにブラジル在住を決意し昨夏渡伯しました。
そしてゆーこちゃん(タマンコ・ブーコ)を紹介してくれた仙の葵ちゃんは、母国フランスに来月帰国します。

出会いが別れを呼び、別れが出会いを呼び、そして体と心に財産を遺して人間は流転する。
人間と音楽と、それをつなぐ楽器に感謝。

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