2011/03/08

ロンドン発アジア!〜Asian Dub Foundation〜

洋楽をチェックしない僕も(好きですが)、CDショップでかかってたりレコメンドされてたりして聴くことになったものがいくつあります。
Asian Dub Foundationもその一つ。アルバム『TANK』が発売された2006年に、HMV渋谷でその存在を知りました。
(そういえばHMV渋谷が復活するというが)

当時すでに一定のキャリアがあり日本でも売れていたらしく、僕は「遅れて知った」部類に入ると思うのですが、とにかく一聴して即ハマりました。
好みでもあるミクスチャー系ヘヴィ・ロックと4つ打ちのDance Beatを土台としながら、発音とメロディ、サウンドにはエスニックな雰囲気がまるで自然に溶け込んでいます。ロンドン在住のインド・バングラディシュ人が中心のバンドだそうですが、大好きなロックの中でもやっぱりアジア寄りが好きなんだなー、と、抗えない本能を感じる音楽でした。僕にとっては。

前回の来日(確かクワトロだったと思います)を逃して、今回初のライブ参戦。5年間待ちのぞみました。会場はO-Eastとあって、(初めて来た人は)「こんな小さいとこでやんのー」と驚いていましたが、ライブハウスとしては大きい方なんですけどね。ADFクラスだと小さいのでしょうが、あの世界レベルのダイナミズムをちょうどいい大きさのハコで堪能できた、という感じです。

しかも会場の揺れ方はハンパなく、あふれんばかりの観客が前は飛びまくり後ろは踊りまくりの大好きな状況。最近は禁止しているところが多いダイブあり、興奮してステージにまで飛び入るタブーを犯す観客あり、と近年見かけない光景がまた興奮を倍増させます。

そうそう、観客にオトコが多いのも特徴でした。ざっとみ半々くらい? 男をライブに呼べる数少ないバンドですね。っていうかもっとライブ行こうよ男ども。

曲名を覚えていないのでセットリストは書けませんが、「エジプトでも、チュニジアでも、リビアでも、みんな何とかかんとか(英語わかりません・・)」とのMCで「A Histry of Now」に行ったときはぞくっと来ました。ロックほど、「今を生きる」という言葉が似合う音楽はないなー、と僕は思います。

(2011.3.4 SHIBUYA O-East)

「A Histry of Now」

「Burning Fence」

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