2010/12/07

夜祭り終わって冬が来た!

ここ数年、なんだかんだとほぼ毎年行っている秩父夜祭。
今年はメインイベントが金曜ということもあり、響からも10人弱が参加しました。僕と秩父の付き合いもそろそろ20年になろうかというところで、チチビアンの知り合いや友達も増えてきました。

僕は夜祭りではなく春に山田地区で行われる春祭りにもっぱらお世話になっているのですが、太鼓組はとりわけ「人の貸し借り」が多いらしく、山田の友達が夜祭りの山車に乗ってたり、夜祭りの町会の打ち手が山田の山車に乗ったりしているので、夜祭りでも知り合いに会うことが多いです。

報道発表では21万人超の人出だったようですが、「こいつは来てるだろうな-」と予想したチチビアン全員に会えたのは、何か吸い寄せられるものがあったのでしょうか?(笑)

秩父屋台囃子には、特に地打ちに独特の「訛り」がありますが、町会によって微妙に訛りが違うのがおもしろいところです。
さらに、笛も太鼓も即興というかなり珍しいお囃子(普通は笛のメロディは決まっている)ため、「手ぐせ」にも町会の違いがあらわれます。

僕が乗せてもらっている春祭りの山車には、夜祭りの町会である「本町」「下郷」「上町」から助っ人が来て、かなりブレンドされたお囃子になります。
「手」だけでなく、スタイルも町会によって違います。これは、山車の内部構造がそれぞれ違い、したがって太鼓の乗せ方もそれぞれ違うので、自ずと「振り」が変わってくるためです。
地元でお囃子をがっつりやってる人なら、一目見ただけでどこの町会かわかるようですね。

僕もほぼ人生の半分、長い付き合いになりました。秩父を離れて仕事をし、お祭りのときだけ戻ってきて会う友人もいます。もはや「第二の故郷」のような心持ちです。

この日20℃近くまで上がった気温は、明け方0℃近くまで下がりました。
「秩父路に冬を呼ぶ夜祭り」の面目躍如といったところです。
そして「山田の春祭り」まで、秩父地方は厳しい冬に入ります。

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